デノンAVアンプ「AVC-A10H」の魅力をAVAC新宿店の明石昌洋店長にきいてみた
フラッグシップAVC-A1Hのサウンドクオリティと機能を継承したデノンの最新AVアンプ「AVC-A10H」。その実力や反響について、ホームシアター専門店アバックの旗艦店「アバック新宿店」の明石昌洋店長にインタビューしました。
フラッグシップAVC-A1Hに迫るサウンドクオリティと機能を実現したデノンの最新AVアンプ「AVC-A10H」。その実力や反響などについてホームシアター専門店アバックの旗艦店であるアバック新宿店長の明石 昌洋さんにインタビューしました。
フラッグシップモデル直系のAVC-A10Hは現実的で賢い選択
●「アバック新宿店」の試聴室のリファレンスAVアンプとしてAVC-A10Hを導入されたと聞きました。AVC-A10Hのどんな点を評価されたのでしょうか。
AVC-A10Hは「ミニAVC-A1H」という表現がぴったりなぐらい、フラッグシップAVC-A1Hの音を受け継いでいると思います。デノンのAVアンプは、エントリーモデルからミドルクラス、そして上位モデルまで、型番順に機能やチャンネル数、音質が充実してくるんですよね。ですからモデルごとの特長もわかりやすく、お客様にも勧めやすいです。ただフラッグシップのAVC-A1Hは別格で、いきなりドカンと来ます。音質や音場の広がり、そして音が前に来る押し出し感もあります、これは下のモデルから積み上がった感じではなく、まさに別格です。そのフラッグシップの別格感がAVC-A10Hにも継承されていて、厚みのある音質や広がりのある音場は、明らかにAVC-A1Hの流れです。特に音の押し出しや、サウンドの迫力は圧倒的です。

アバック新宿店長 明石 昌洋さん
またAVC-A10Hはコストパフォーマンスでも非常に優れたモデルです。メーカー希望小売価格77万円(税込)で、これだけの性能を持つ製品は他にはないでしょう。もちろん比べれば、AVC-A1Hの方が音にパンチ力はありますが、(AVC-A10Hが)この価格でここまで来たのはすごい。このクオリティと価格なら十分にお客様にお勧めできると思って、現在は試聴室でのメインのアンプとして使っています。
●AVC-A1Hの15chと比較してAVC-A10Hの13ch対応についてはいかがでしょうか。
AVC-A1Hが15ch対応、確かに15chは家庭用イマーシブサラウンドの到達点だとは思いますが、AVC-A10Hの13chは現実的で賢い選択といえるのではないでしょうか。13ch あればDolby Atmosの7.4.6ch構成や、あるいはフロントをバイアンプにしたセットアップが可能で、幅広いホームシアター環境に対応します。
Dolby Atmosのスピーカー構成について言えば、最近はトップスピーカーを4ch以上で運用することが主流になりつつあります。それを考えると7.4.6chが可能な13chは今後メインとなりうる構成で、非常に臨場感のあるサウンドが再生できます。予算を抑えつつ、フラッグシップAVC-A1Hに迫るホームシアター環境を実現するAVC-A10Hは、多くの方にとって最適な選択肢になるのではないでしょうか。

アバック試聴室に設置されたAVC-A10H
●AVC-A10Hに対するお客様の反応はいかがでしょうか。
AVC-A10Hは、好評で音質の評価が特に高いです。AVC-A10Hを検討する方は、同価格帯の他ブランド製品や、もう少し下の価格帯の製品と迷う方もいますが、AVC-A10Hの魅力は十分に伝わっているようです。結局この価格帯になるとコストパフォーマンスより、最終的には音質が決め手になると思います。AVC-A10Hの音質はお客様にしっかり評価されているのだと思います。
●サイズや重量を気にされる方はいらっしゃいますか。
重さを気にされるお客様は結構いらっしゃいます。30kgを超えると一人で取り回すのは難しくなりますからね。その点、AVC-A10Hは23.6㎏で、30kg以下に収まっているので、なんとかお一人でも取り廻せるかと思います。(※設置の際はお二人以上で行っていただくのをオススメします)

●その他にAVC-A10Hはどんな点が評価できますか。
ホームシアターインストールの立場からすると、AVC-A10Hはスピーカー・チャンネルが柔軟にカスタムアサインできるのがありがたいです。部屋の形状や機材などでホームシアターは千差万別です。このクラスをお買い上げいただくお客様ですと、バイアンプや追加パワーアンプなどを組み合わせなどの、要望も多岐にわたるケースもありますので、チャンネルレイアウトに自由度がないと困ります。このチャンネルカスタムアサイン機能もフラッグシップから踏襲されていて、とてもいい点だと思います。

AVC-A10Hのスピーカーレイアウト画面
アバック新宿店の充実した試聴・試写環境を支えるAVC-A10H
●AVC-A10Hを設置しているシアタールームについて教えてください。

アバック試聴室 シアタールーム
この部屋は当店最大の試聴ルームでありイベントルームとしても活用しています。また映像系の試写室でもあって、プロジェクターによる画質の違いを同時に映写して比較できる100インチスクリーンを2枚設置するなど、様々なプロジェクターを比較できる環境を整えています。
またスクリーンに関しては140インチのサウンドスクリーンをはじめ6枚のスクリーンを用意しています。ちなみにサウンドスクリーンとはスクリーンに小さな穴が開いていて、背面にスピーカーを配置することで、スクリーン面から音が聞こえてくる、という映画館で使用されるのと同じスクリーンです。
音響面の再生環境としては、床置きスピーカーを5.4chで常設しています。常設でサブウーファーを4基持っているショールームは珍しいと思います。さらにトップスピーカーが6つあるので、常時5.4.6 chは聴けますし、7.4.6chもすぐに聴ける状態になります。さらに15ch対応のフルセットアップもでき、ホームシアターの完成形を試せるのが特長です。

4基のサブウーファーを含む床置きスピーカー

6基のシーリングスピーカー
●その試聴室のリファレンスのAVアンプがAVC-A10Hということですね。
はい、今はそうです。もちろんお客様からの要望があれば、入れ替えている時もありますが、ここのところはずっとAVC-A10Hに頑張ってもらっています。

各社AVアンプの比較やHi-Fiオーディオシステムの試聴ができるスペースも用意
●アバック新宿店の他の試聴スペースについても教えてください。
当店では、各社の様々なAVアンプが簡単に比較試聴できる特別な環境を整えています。デノンだけでなく、様々なAVアンプの比較試聴可能で、スイッチ一つで切り換え音質の違いを体感ができます。このようなシステムを備えている場所は他にはあまりないと思います。

AVアンプのスイッチングシステム

各社のAVアンプを瞬時に切り換えて試聴可能
また、先ほどの試聴室とは別に、音をメインにしたリビング風のサラウンド試聴室があります。ここではHi-Fiオーディオ製品も含めたオーディオ機器がご試聴いただけます。

サラウンド試聴室

デノンのPMA-3000NE、DP-3000NEも試聴可能
Dolby Atmosの試聴はアバック新宿店などのホームシアター専門店で
●Dolby Atmosはかなり一般的になってきたのでしょうか。
当店にいらっしゃるお客様はDolby Atmosはご存じの方が多いです。ただDolby Atmosを実際に試聴できる環境が少ないので、当店を探していらっしゃるというケースが多いですね。

●アバックのようなお店でないと、きちんとした環境でDolby Atmosが試聴できないですよね。
そうなんです。というのも、5.1chで5本の床置きスピーカーだけを扱っていた時代に比べて、考えなくてはならないことも、やることも増えました。トップは基本的には天井に付けますが、埋め込み型が多いですよね。でも埋め込み型のスピーカーは施工が必要なので量販店さんは扱われることがとても少ないです。それで「専門店に行って聞いてみよう」っていうってことでアバックにいらっしゃるお客様が多いです。僕たちは施工をやりますし、埋め込みのスピーカーも扱っていますから。ですからDolby Atmosが出てきたことで、アバックのような施工を含めてホームシアターが提案できるホームシアター専門店という業種の重要性が増したのだと思います。

アバック新宿はデノンAVアンプの公式エキスパートの認証を取得
●Dolby Atmosは体験が重要ですね。アバック新宿店でのイベント開催について教えてください。
月に1〜2回、ホームシアターの魅力を伝えるイベントを開催しています。特に新製品を中心に、お客様に実際の環境で試していただける機会を提供しています。Dolby AtmosやAVC-A10Hの実力を体感いただくことで、より深い理解と満足を得ていただけると思います。
●本日はありがとうございました。

取材協力:株式会社アバック https://corp.avac.co.jp
(編集部I)
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