「ザ・ホームシアター」と呼ぶにふさわしいデノンの新しいAVアンプ「AVC-X2850H」発表会レポート
デノンのAVアンプの新製品「AVC-X2850H」。「ザ・ホームシアター」のコンセプトを体現するベストセラーモデルが進化し、より磨かれたサウンドと新機能を搭載。その実力を、新製品発表会の試聴会で体験しました。デノンオフィシャルブログではその様子をレポートします。
手の届く価格で本格的なホームシアター体験を提供することを目指す、デノンのAVアンプのラインアップの「ど真ん中」に位置づけられる新たな7.2ch AVサラウンドアンプAVC-X2850Hが登場。ベストセラーモデルであるAVR-X2800Hの後継機であり、さらに磨き上げられたサウンドと、ユーザビリティを向上させる新機能を搭載した、まさに「ザ・ホームシアター」のコンセプトを体現する王道モデルです。
AVC-X2850H 製品概要:
- 最大出力185W(6Ω、1kHz、THD 10%、1ch駆動)の7chディスクリート・パワーアンプを搭載。
- 全てのHDMI入力に作用しDA変換の精度を向上させる「HDMIジッターリダクション機能」。
- サラウンド音声の再生中に各チャンネルの音量を視覚的に確認できる「チャンネルレベル表示機能」を追加。
- 8K/60Hzおよび4K/120Hz映像信号のパススルーに対応したHDMI 3入力/2出力を搭載。
- ノイズ源となるFM/AMチューナーを非搭載とする**「チューナーレス化」**により、SN比の向上と力強いサウンドを実現。
- Dolby Atmos、DTS:Xなどの最新オーディオフォーマットに対応。
さらに磨き上げられたVivid & Spaciousを実現!
ザ・ホームシアター「AVC-X2850H」試聴会レポート

デノンのAVアンプのニューモデル「AVC-X2850H」の製品発表会はディーアンドエムホールディングス本社内のデノン試聴室で行われました。発表会のプレゼンターは国内営業本部 営業企画室 田中が務めました。

国内営業本部 営業企画室 田中
まず田中からの製品概要の説明があり、引き続いて試聴室でAVC-X2850Hの試聴が行われました。まずベーシックな音質を確認するために、2チャンネルの音源から始められました。

試聴に選ばれたオーディオソースは、オーディオ機器の音質評価で頻繁に使用されるジェニファー・ウォーンズのアルバム「The Hunter」から、最後に収録された曲「I can’t hide」。まずは先代のAVR-X2800Hで聴いて、その後にAVC-X2850Hに入れ替えて試聴。スピーカーやケーブルは完全に同じ条件での非常に厳密な比較試聴となりました。

試聴はデノンのサウンドマスター山内慎一が進行

同一システムでAVR-X2800HとAVC-X2850Hを入れ替えて試聴が行われた
2チャンネルでの試聴の印象としては、音の違いが明瞭で、単に後継モデルとは思えないほどのサウンドステージの広がりと、解像度の高さが印象に残りました。サウンドマスター山内の匠の技によるサウンドチューニングによって、デノンのサウンドフィロソフィーである「Vivid & Spacious」がさらに磨き上げられていると感じました。

2チャンネルでの音源再生の後は、Dolby Atmosでのイマーシブサウンドの試聴となりました。今回の試聴ではAVC-X2850Hに新搭載された「チャンネルレベル表示機能」を使い、各チャンネルの再生レベルを視覚的に確認しながらの試聴となりました。

各チャンネルの出力レベルを視覚的に確認できる「チャンネルレベル表示機能」
試聴したソフトは「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」と「トップガン マーヴェリック」。これらの作品もDolby Atmosのデモで多く使われてきた定番のソフトです。これらをあえて「チャンネルレベル表示機能」を使って試聴することでAVC-X2850Hの実力をしっかり確認してもらいたいという開発陣の気概を感じさせる試聴セッションとなりました。
Dolby Atmosで再生されている各チャンネルのメーターを見ながら見慣れているシーンを観ると「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」では、コンテンツの一部でしか天井側のスピーカーが鳴っていないことがわかりました。また対照的に「トップガン マーヴェリック」では、ほとんどのシーンで全てのスピーカーが使用されていることも視認できました。このように制作者がどんな意図でどこのスピーカーをどれだけ鳴らしているのかを確認しつつ映像作品を観るのも、一つのマニアックな作品の見方だなぁ、と思いました。そんな楽しみ方ができるのもAVC-X2850Hならではないでしょうか。

というわけで試聴会レポートはこれで終了。読者のみなさんもぜひ、AVC-X2850Hのサウンドをお近くのお店でご体験ください。

(編集部I)
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